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【静岡県】富士山世界遺産センターが完成
〜「富士山学」体系化 世界文化遺産「富士山」の価値探究〜

富士山世界遺産センター


 世界の宝である富士山を後世に守り伝えるための拠点として静岡県が整備を進めてきた「静岡県富士山世界遺産センター」が完成し、12月23日にオープンした。
富士山を「深く究める」調査研究を行い、その成果を基に、富士山を「永く守る」「楽しく伝える」「広く交わる」をコンセプトに事業を幅広く展開していく。
施設は、「逆さ富士」とも形容される独創的な形状になっている。「富士ヒノキ」を繊細に組み上げた壁面を持つ逆円錐形の施設の姿が、施設前面の水盤に富士山の形で映り込む。
県では、施設内の展示などを通じて富士登山を感じ、本物の富士山に出会い、世界遺産「富士山」について学ぶとともに、「富士山」を満喫する体験を提供し、世界遺産富士山の魅力や価値を発信する施設としていく。


富士山世界遺産センター外観

富士山世界遺産センター内部


完成にあたり


川勝平太静岡県知事

 日本の国土の象徴である富士山は、古来より人々が畏敬の念を抱く「信仰の対象」であり、また、数多くの芸術作品を産んだ「芸術の源泉」でありました。こうした文化的価値が評価され、富士山は、平成25年に世界遺産に登録されました。
世界の宝である富士山を後世に守り伝えるための拠点として、県では、世界遺産登録の2年前である平成23年度に、「富士山世界遺産センター(仮称)基本構想策定委員会」を設置し、センター設置の検討を開始いたしました。以来、建設地や建築設計者の選定等を進め、途中、様々な困難もございましたが、皆様からの御理解と御支援のおかげで、2017年12月23日に開館を迎えるに至りました。
当センターの初代館長には、富士山の世界遺産登録及びセンターの開設に多大なる御貢献をいただいた元文部科学大臣の遠山敦子先生をお迎えし、遠山館長の御指導の下、専任の研究員が中心となって、富士山を「深く究める」調査研究を行い、その成果を基に、富士山を「永く守る」「楽しく伝える」「広く交わる」事業を幅広く展開してまいります。
また、「逆さ富士」とも形容される独創的な建物は、日本を代表する建築家の一人である坂茂氏が手がけたものであり、「富士ひのき」を繊細に組み上げた壁面を有する逆円錐形の建物が前面の水盤に富士山の形で映り込む姿は、それだけでも見る価値を有しております。
これまでセンター整備に携わってこられた多くの方々に心より感謝申し上げますとともに、今後は、当センターが、本県のみならず、日本が世界に誇り得る施設となるよう最善を尽くしてまいりますので、皆様の御支援・御協力をお願い申し上げます。

 

工事概要

 

■敷地面積:約6100平方メートル

■規模:鉄骨造5階建て延べ約3410.9平方メートル

■施設内容:常設展示室、企画展示室、収蔵庫、シアター、研修室、ライブラリー等

■設計者:坂茂建築設計(東京都世田谷区)

■建築物の基本コンセプト:「富士の水の循環と反映」
富士山からの湧水を水盤に引き込み、環境循環と象徴を反映させている。

 

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