交通の利便性が高く、町内で「衣・食・住」が完結できる町として確立する松前町。企業誘致、集客力のある商業施設などを生かし の実現を目指す。就任4年目となる岡本靖町長に今後の町政推進について聞いた。
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(2019/1/29)
【愛媛県】誇れるライフタウン実現へ総仕上げ
〜「衣・食・住」が完結できる町〜
▽主な道路、河川、農業施設の整備について。
「主な道路事業としては、西古泉筒井線の整備を進めています。この道路は、避難路・緊急輸送路など防災道路としての機能の他、エミフルMASAKI周辺の渋滞緩和も期待しています。またJR予讃線による地域分断を解消するため、JR北伊予駅東西自由通路の建設も進めています」。
「河川の整備については、土川排水機場の老朽化したポンプの更新が完了し、引き続き早船川排水機場のポンプについても更新を実施しており、浸水被害の軽減など安全・安心なまちづくりを進めています。筒井地区については、浸水被害を軽減するため浸水対策計画を立てて計画的に事業を推進していきます」。
「農業施設の整備については、重信川から取水している横井手樋門の改修を進めています」。
▽教育施設(松前中改築、エアコン設置など)、公営住宅などの耐震化・長寿命化の今後のプランは。
「小中学校のエアコン整備については、当町においても最優先の事業として取り組んでいます。2019年度の夏までには全ての小中学校の全教室にエアコンを設置できるよう、早急に進めていきます」。
「松前中学校の改築については、18年度内に実施設計を行い、19年度には仮設校舎の建設や現校舎の解体工事に着手する予定です。公営住宅については、今後、適切な管理に努めてまいります」。
▽下水道整備、上水道整備について。
「上水道整備については、第6次拡張事業として、最も給水人口が多い西古泉水源地の給水区域に新たな松前浄水場(仮称)の整備を進めています。18年度は、関係機関との協議や基本設計に取り掛かるなど早期の完成を目指して事業を推進しています」。 「また下水道整備については、17年度末で155.9fの整備を行い、普及率は30%となっています」
▽住みよいまちづくり、産業振興等のために今後、注力していく事業は。
「時代の変化やニーズに対応するため、町全体の土地利用について、今後はさまざまな分野の方の意見も取り入れながら、交通の利便性、豊かな水資源、商工農のバランスの取れた産業などを生かした特色ある土地利用方法を検討していきたいと思います」。
▽建設業界へのメッセージなど
「私が町長に就任して4年目となります。『誇れるライフタウン』の実現に向け、最後の1年は、今後の飛躍に向けて総仕上げの年にしたいと思っています。建設業界の皆さまは、まちのインフラを支えていただいている他、災害時の対応など安全・安心なまちづくりには欠かせない存在です。今後ともご協力をお願いするとともに、業界の皆さまと意見交換を行いながら建設業界の発展に資するよう、制度面の改善などにも取り組みたいと考えています」。
(2019/1/29)
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