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祝・横浜市公共建築100周年<2月号>

横浜ファンを拡大せよ−。

Congratulations on the 100th anniversary of Yokohama City Public building division.
Please enjoy more information for Yokohama lovers.
 
今から100年前、1922年4月1日。横浜市の行政組織に建築営繕事務を行う「建築課」が誕生した。以来、市民が利用する文化施設やコミュニティー施設、社会福祉施設、514の学校、109の市営住宅、病院、庁舎、焼却工場などを整備し、現在は約2600施設を保有するに至る。
建通新聞では2022年5月から23年3月まで、月替わりの連載で横浜市の公共建築の歴史を振り返るとともに、建設や維持保全に携わる技術者を紹介する。
そこにあって当たり前の公共建築とは。
技術者から見た推し≠フ建物は。
あまり表には出てこない、公共建築に携わる人の思いとは―。
(2023年2月1日更新)
 
As many as one hundred years have passed since the public building division was established in Yokohama City Government on April 1, 1922.
About 2600 buildings have been constructed, such as city halls, community centers, social welfare facilities, 514 schools, 109 public housing, hospitals, incineration plants, and that made our lives so convenient, comfortable and smooth.
Now, let's focus on those involved in technology, who made the buildings and have been taking care of them ever since, and think over the meaning of public buildings.
(As of February 1, 2023)
 
 

1・横浜市公共建築の紹介 This is The Public Building

◆横浜市営住宅/横浜市寿町健康福祉交流センター・寿町スカイハイツ
Yokohama city public housing / Kotobukicho Health and Welfare Exchange Center, Kotobukicho Sky Heights(public housing), Yokohama

 
野庭(のば)住宅・野庭団地
1972〜75、81年に建設された野庭(のば)住宅・野庭団地。市営住宅「野庭住宅」は88棟・3294戸、
横浜市住宅供給公社の分譲住宅「野庭団地」は43棟・2869戸(写真提供・横浜市建築局)

 

横浜市の市営住宅は「公営住宅(直接建設型)」が2万5991戸、「公営住宅(借上型)」が3977戸、「改良住宅」が1304戸。このうち「公営住宅(直接建設型)」と「改良住宅」の延床面積は合計約177万平方bで、市の公共建築物総延面積約995万平方bのうち約18%を占める。学校施設に次ぐ2番目のボリュームだ。
直接建設型住宅は、郊外部の大規模団地を中心に1965年代に年間1000戸超を供給してきており、今後、これらの更新の時期が集中する。そこで市は2018年4月、『市営住宅の再生に関する基本的な考え方』を策定、法定耐用年限70年の過半を経過した直接建設型の36住宅・約1万4000戸を対象に、効率的で効果的な再生(改修・建て替え)を進める計画をまとめた。それによると、「建て替えの先行」と「更なる長寿命化」で再生事業を平準化し、2020〜50年頃に年間約400戸を建て替える。再生を@集約により生み出した土地の活用A他施設との複合化B地域再生の拠点の形成C民間活力等の導入D国費の積極的導入―の五つの視点で進め、財政負担を軽減し地域まちづくりに寄与する方針だ。
脱炭素社会の住宅建設にも取り組む。国で公営住宅等整備基準の見直しが行われ、ZEH水準の断熱性能、エネルギー消費性能とすることや、太陽光発電設備を原則設置することが示されたことを受け、建て替える市営住宅については、ZEH水準の住宅を整備していくこととしている。
 
Yokohama City has 25,991 units of "public housing (directly constructed)," 3,977 units of "public housing (leased)," and 1,304 units of "improved housing," of which "public housing (directly constructed)" and "improved housing" have a total floor area of approximately 1.77 million square meters. The total floor area of "public housing (direct construction type)" and "improved housing" is the second largest after school facilities, accounting for approximately 18% of the city's total public buildings of approximately 9.95 million square meters.
In the course of rebuilding due to aging, Yokohama will also work to build housing for a decarbonized society. In response to the revision of the national standard for the development of public housing, which calls for ZEH-level insulation and energy consumption performance and the installation of solar power generation equipment, the city plans to build ZEH-standard housing for municipal housing to be rebuilt.
 
市営住宅一覧二分割メモリ無し修正
横浜市の市営住宅一覧

 

市営住宅は、住宅確保が困難な高齢単身・夫婦世帯の増加に対応する住宅セーフティネットの根幹であることを基本としつつ、これからは質の向上、そして、子育て世帯など多様な世帯・世代が居住できるミクストコミュニティー形成の場としての役割も求められる。
建て替え事例として、2019年5月に完成した「横浜市寿町健康福祉交流センター・寿町スカイハイツ」を見る。
 
寿町スカイハイツ
横浜市寿町健康福祉交流センター・寿町スカイハイツ。
(上から)全景・夜景(写真提供・横浜市建築局)、従前建物

 

2013年度、横浜市健康福祉局と建築局は、日雇い労働者の簡易宿泊所が立ち並ぶ中区の寿地区にある「寿町総合労働福祉会館」の再整備基本計画の策定を開始した。同施設は日雇い労働者らの職業紹介や福祉の機能と、市営住宅を複合した施設として1974年に完成したもので、規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上9階建て延べ9632平方b。厚生労働省と神奈川県、横浜市の共有で、財団法人寿町勤労者福祉協会が管理・運営する。基本計画の検討ではまちが30年先にどう変化するかを考えながら議論を重ね、新施設の内容を決めた。鉄筋コンクリート造地下1階地上9階建て延べ7693平方b、地下1階〜地上2階が福祉施設で3〜9階が80戸の市営住宅の複合施設だ。
 
 
まちの拠点、地域支援の拠点
 
福祉施設内の診療所は、高齢化が進む寿地区の1次医療機関。薬剤師が常駐し院内処方を行う。公衆浴場「翁湯」は、公衆衛生の向上のため、バリアフリー化して入浴環境を改善した。シャワーの無い簡易宿泊所に居住している人の利用を促進する。ラウンジと広場は誰でも予約なしで使える。住民や民間団体の活動・交流、協働スペースを新設し、地域支援の取り組みの拠点とした。
設計を担当した建築設計事務所、小泉アトリエの小泉雅生所長に話を聞いた。
 
小泉アトリエの小泉雅生所長
小泉雅生氏

 

―横浜市寿町健康福祉交流センター・寿町スカイハイツ(以下、交流センター)の設計に当たり、コンセプトとして、「まちの縁側」を提案されました。

寿町はまち全体が一つの大きな家のようなところです。港湾労働者が多く暮らし、人口密度も高い。歩いていると、人の暮らしが見えてきます。
従前の建物は、地域の方や港湾労働者の日常の居場所としてにぎわっており、寿町という家の中で、いわば居間≠ノ当たる空間でした。建て替えでも居間としての居心地はそのままに、その居間に「まちの縁側」を付け加えて、地域の方々が気軽に立ち寄れる場所にしました。
 

―設計を進めたなかで、印象に残っていることはありますか。

建て替え前に何度も開かれた地域の方や地域で活動されている方々との話し合いの中で、私の常識では考えつかないようなアイデアが出されました。
例えば、建物に入居する診療所とデイケアの場所です。来院者のプライバシーに配慮して初めは施設の奥の方に配置しようと考えましたが、利用者から「入りやすい方が良い」とのお話があり、道路側の一番表の場所になりました。また、1階から2階に上がるスロープの勾配は12分の1(約5度)とする計画でしたが、敷地の制限により、十分な長さを確保できません。考えあぐねていたら、利用者から「車いすの人がいれば自分たちが介助する」との提案をいただき、8分の1(約7度)の勾配で納めました。新築時は規模や設備などを標準仕様で設計しますが、利用者が何を求めているかをよくお聞きし、柔軟に考えていくべきだなと感じました。
もう一つ、特に思い入れを感じたのは建物前の広場について、「寿町の貴重なオープンスペースで災害の支援拠点でもある。ある程度の広さがほしい」とのお話がありました。
従前の市営住宅には、中間階にピロティがあり居住者にとっての広場になっていましたので、初めは居住者の広場と建物前の広場の二つを設ける提案をしました。これに対して、「建物前の広場で居住者もまちに暮らす人も一緒に集まれるほうがいいのではないか」との意見があり、住宅中間階の広場は設けず、誰もが集まれる交流できる広場としました。
 
 
地域の人に受け入れられ、うれしい
 
建て替えで建物がきれいになって近寄りにくくなるのではないか、これまでのコミュニティーが継続しなくなるのではないか、との懸念はありましたが、新しい建物は寿町にすぐに馴染みました。市営住宅は人気があり、多くの入居希望者がいたと聞いていますし、交流センターも本を読んだり将棋を指したりする人ですぐににぎわうようになりました。新しい居場所として受け入れてもらえたかな、とうれしく思います。
 

―市営住宅はどう変わりましたか。

従前の住戸は全て2Kの小規模なものでしたが、建て替えで1〜3DKの住戸を設けました。ファミリー世帯の入居も期待しています。新たな入居者と地域の方がコミュニティーを育てていくのには時間が掛かりますが、これから交流が活発になり、少しずつまちが変わっていくのではないでしょうか。
 

―手掛けたのは建物の設計だけではなかったのですね。

私の仕事は人の思いを引き出して、建物として具現化することです。
最初に地域の方と顔合わせをした時に、「このまちはどう変わっていくと思いますか」と尋ねられました。変わらないところ、変わっていくところがそれぞれあって良いと思います。
駅前の開発や複合施設が増え、まちに出て歩く人が少なくなる中で、寿町の良さはそこに暮らす人の営みが見えることです。時代が変わっても残ってほしいと私は思います。
寿町にも、私がまちを良くしよう≠ニいう思いを持った人がいます。例えば、プランターを設置して花いっぱいのまちにしたい、と。寿町を歩くと気付きますよね。
交流センターは、建て替え前と変わらない居心地の良い場所であってほしいと願っています。そこに新たな機能として、「まちの縁側」をつくりました。誰もがより暮らしやすいまちになればと思います。
私もお手伝いをしながら、これからの寿町を見守っていきたいと思います。とてもやりがいのある仕事です。
 
 
小泉アトリエ(横浜市中区) 
パートナー/建築家 小泉雅生(こいずみ・まさお)

Masao Koizumi
Koizumi Atelier Partner/Architect
 
建築家/小泉アトリエ・パートナー/東京都立大学大学院教授
東京大学大学院在学中にシーラカンスを共同設立。2005年小泉アトリエ設立。
学校建築、ホール、環境配慮建築を主軸に、住宅から公共建築、広場、まちづくりまで幅広く手掛ける。横浜での主要作品として、「象の鼻パーク/テラス」(2009)、「黄金町高架下新スタジオSite-D」(2011)、「港南区総合庁舎」(2017)、「横浜市寿町健康福祉交流センター/市営住宅」(2019)など。著書に『LCCM住宅の設計手法』や『パブリック空間の本』『住宅設計と環境デザイン』『環境建築私論』など
 
横浜市寿町健康福祉交流センター・寿町スカイハイツ(横浜市中区寿町4-14)
▽規模 鉄筋コンクリート造地下1階地上9階建て延べ7693平方b
▽設計 小泉アトリエ
▽建築工事 松尾・小俣・土志田建設共同企業体
▽電気設備工事 共栄・栄光建設共同企業体
▽空調設備工事 エヌ・ケイ・テクノ
▽衛生設備工事 万里・ビオン建設共同企業体
▽昇降機設備工事 三菱電機ビルテクノサービス
▽スロープ・広場工事 菅野建設
▽畳工事 福田
▽工期 2017年9月〜19年5月
 
 

2-1・公共建築に携わる職員の紹介 Technology persons of Yokohama city

◆横浜市建築局公共建築部機械設備課
Mechanical Equipment Section, public buildings department, Yokohama city

学校、庁舎、住宅などの空調・衛生・給排水設備の設計、工事監理を担当。
Responsible for design and construction supervision of HVAC, sanitation, and plumbing systems for schools, government buildings, and public housing.
 
横浜市建築局公共建築部機械設備課
横浜市建築局公共建築部機械設備課
 
(氏名 Name 推し≠フ公共建築またはひとこと My favourite Public building or message for you)
 
神田岳(かんだ・たかし) 新市庁舎。整備に携わった8代目となる新市庁舎、設計時から建物を完成させるためにさまざまな苦労がありました。庁舎内で働いていると、その場所ごとの当時の思い出がよみがえってきます。おすすめは市民ラウンジからの眺望です。
 
大貫剛(おおぬき・ごう) 牛久保ポンプ場。ポンプ、バルブ、配管(口径1000_以上)の基礎工事から搬入検査、据え付け、水質検査、試験用バイパス管での流量制御確認、運用開始セレモニーなど、監督員として初めての大規模工事でしたので思い入れがあります。
 
坂本順(さかもと・じゅん) ぷかりさん橋。船舶の上に建築物が建っているかわった施設で、船舶の資格を有するため毎年、船舶検査を受けています。合格しないと施設の使用ができないためメンテナンスが欠かせません。名称が固くなく愛着を感じます。
 
中村浩(なかむら・ひろし) 横浜市立大学金沢八景キャンパス本校舎。昭和を代表し旧横浜市庁舎を設計した建築家・村野藤吾の作品。ロの字状の中庭の池が安らぐ洋風の美しい校舎(1963年竣工)です。文化を大切にする横浜市民の気持ちが伝わってくる建物の一つだと思います。
 
深澤裕司(ふかざわ・ゆうじ) 川上北小学校。増築と既存棟の改修を担当した思い出の学校です。既存棟と増築棟の接続部分に廊下を取り込んだ図書室が配置されています。竣工直後に震災もありましたが避難所として活用されるなど、安心・安全な学校です。
 
山中晋(やまなか・すすむ) 鶴見工場。流線形の屋根が特徴的な焼却工場です。竣工当時は夜になると130mある煙突と工場全体がライトアップされ、暗闇のなかに浮かび上がるシルエットが美しく、鶴見つばさ橋から見る姿はとても幻想的でした。
 
家木達也(いえき・たつや) 港南台南公園少年野球場。長男が野球を始めてから(次男を含めて現在も)、試合の応援に何度も足を運んでいます。緑に囲まれて外野の芝生もきれいで、息子が初めてホームランを打った思い出の公園です。港南区野球少年の聖地になってます。
 
池内将博(いけうち・まさひろ) 洗手亭。「何ですか、それは」と聞かれそうですが、中華街にある公衆トイレです。中華街の景観に溶け込んでいます。なお日本で最初に公衆トイレが作られたところは横浜だそうです。いつもありがとう!!
 
入内嶋渉(いりうちじま・わたる) 三渓園。何度か訪れたことのある場所で、実業家で茶人の原三溪によって造られた日本庭園。臨春閣や三重塔など歴史的建築物がたくさんあり、自然にも囲まれ年間を通してさまざまな景色を見せてくれて、落ち着ける場所です。
 
内田敦(うちだ・あつし) ハマスタ!!。ベイ餃子!!みかん氷!!ベイカラ!!ベイスターズラガー!!おいしいものがいっぱいあります。野球好きでない人でも新しくできたウイング席で風にあたりながら食事して、球場の雰囲気を感じるのもおすすめです!!
 
大泉聖太(おおいずみ・しょうた) 俣野別邸。テラスでくつろぐも良し、庭園を散歩するも良し。再建工事に携わらせていただきました。見た目はオリジナルを再現しつつ中身は最新ということで、空調機を隠したり目立たないところに吹き出し口を配置したりしています。
 
奥田仁(おくだ・まさし) 横浜港大さん橋国際客船ターミナル。現在の客船ターミナルが完成したころに港湾局に所属していたこともあり、外観の形状や広い内部空間も良いのですが、屋上からの客船の入出港の様子やみなとみらいの夜景など港の景観が素晴らしいです。
 
門倉拓哉(かどくら・たくや) 新市庁舎。採用試験の際に訪れ、きれいな建物だなという印象を受けました。上層階ではみなとみらいを一望できるのが魅力だと思います。ライトアップされた夜景がおススメです。
 
川村法久(かわむら・のりひさ) 海上保安資料館横浜館。内部には2001年に発生した九州南西海域工作船事件にかかる資料が展示されています。前職にて研修で訪れ現実を突きつけられ圧倒された記憶があります。赤レンガパーク隣に位置し見学無料なので初めての方は、ぜひ。
 
栗林高之(くりばやし・たかゆき) 根岸小学校。校庭の真ん中に巨大なくすのきがあり、体育の授業中にはこのくすのきの木陰で休憩するのだそうです。特別教室空調設置工事で訪問したというタイミングも相まって、人間の「涼」の取り方について考えさせられました。
 
佐藤拓(さとう・たく) 横浜港大さん橋国際客船ターミナル。客船の停泊施設としてだけではなく、ドラマのロケ地やライブ会場として活用されている施設です。テレビで見るたびに過去に携わった衛生設備や搬入コンベヤー、接岸用渡船橋など苦労した業務を思い出します。
 
鈴木節雄(すずき・せつお) 横浜三塔。神奈川県庁舎「キング」、横浜税関「クイーン」、横浜市開港記念会館「ジャック」は「横浜三塔」と古くから愛されています。3塔を一度に見られるスポットを巡ると願いがかなう「横浜三塔物語」は浜っ子には有名な伝説です。
 
袖山拓也(そでやま・たくや) リネツ金沢。ごみ焼却工場に隣接し、ごみ処理で発生した熱を利用した温水プールです。施設からは東京湾を一望でき、プールだけでなくカフェや広い浴場、サウナもあります。運動後にお風呂やサウナでリラックスはいかがでしょう。
 
鳥澤美枝子(とりさわ・みえこ) 市民病院。内部は木のぬくもりを感じるつくりで、外来待合の廊下は大きな窓から日が射し明るい雰囲気です。診察室の扉も花の絵が描かれ、病気を抱えた人の不安な気持ちを和らげてくれます。とは言え利用せずに済めば何よりです。
 
永田康晴(ながた・やすはる) 桂小学校。昔、施工会社で新築工事を担当しました。苦労もしましたが多くの関係者と仕事ができ、私が一番成長した気がします。あれから月日がたちましたが、今の私の原点な気がしています(ここが私のアナザースカイ!笑)。
 
長峯圭助(ながみね・けいすけ) 野島公園展望台。幼少のころ、よく山頂まで登り展望台からの景色を眺めました。展望台を下から柱で支える構造体が印象的。冬の晴れた日は、遠くに富士山や横浜、房総半島・三浦半島の眺望が眺められる開放感あふれるすてきな場所です。
 
福田創(ふくだ・そう) 横浜市平沼記念体育館。日頃フットサルで利用します。他スポーツセンターよりもコートサイズが広いため、走る距離が長く、フットサルやった感が味わえます。まだ空調設備が導入されていないため、夏場はサウナ効果も期待できます。
 
森真夏人(もり・まなと) 泉区庁舎。本年度、4階に新しく執務室ができました。庁舎のロビーは4階まで吹き抜けの構造となっており、天井はガラス張りなのでとても採光性が良く、解放感のある建物となっております。
 
 

2-2・公共建築に携わる民間技術者の紹介 Technology persons

◆協同組合横浜市設備設計(YSS)
Yokohamashi Setsubi Sekkei cooperative association

横浜市内で設備設計を専門とする設計事務所で構成。官公需適格組合として横浜市役所、外郭団体より市内2500に余る公共施設の長期修繕計画に基づく保全・リノベーションなどの改修設計・監理業務を主に行う。2022年12月、Y―SDGsの認証を取得した。
 
Consists of design firms specializing in facility design in Yokohama City. As a public sector qualified association, the firm mainly provides renovation design and supervision services for the maintenance and renovation of more than 2,500 public facilities in the city, based on long-term repair plans provided by the Yokohama City Office and other public sector organizations. In December 2022, Y-SDGs certification was granted.
 
協同組合横浜市設備設計メンバー
協同組合横浜市設備設計メンバー
 
(氏名 Name@現在の所属、担当 BelongingA"推し"の公共建築 My favourite Public buildingsBひとこと message for you)
 
石渡順一(いしわた・じゅんいち)@協同組合横浜市設備設計(YSS)理事長、神奈川県設備設計事務所協会理事、潟Wェイ・アイ設計事務所代表取締役会長。1987年5月1日ジェイ・アイ設計事務所設立、95年7月7日協同組合横浜市設備設計(YSS)設立、2016年5月より協同組合横浜市設備設計(YSS)理事長A小・中学校屋上の太陽光発電設備。横浜市からYSSへ随契で、小中学校183校の屋上に10KWの太陽光発電設備設置の設計を受託したが、NEDOの補助金申請・方位・設置角度・日影・風圧・基礎形状等々通常の電気設計とは異なる業務で、気持ちが高揚したのが思い出されます。Bスカイビル新築時、スカイサウナの内部電気設備設計を受注しました。テナント設計は初めてで、まず設計時間も、工事工期も短いのに驚き、照明もかなり特殊な器具(水中照明など)が多い上に、照明制御もあり面白い設計でした。工事監理も担当しましたが工期も短いため、最後は常駐監理みたいになり、監理なのか代理人なのか分からない状態でしたが、何とか無事に竣工を迎えました。竣工祝いで招待されたスカイサウナの100℃サウナ室の窓から見た富士山は、どこで見た富士山より最高でした。
 
小栗孝康(おぐり・たかやす)@1979年(有)小栗事務所設立、代表取締役A横浜市イギリス館(横浜市指定文化財)。耐震補強及び改修工事で電気設備改修工事設計、工事監理に携わって旧英国総領事公邸の建物を隅々まで見ることができ、職人の技術の高さに驚きました。現在も庭の手入れが良く建物と調和のとれた洋館です。B公共建築は、継続してメンテナンスを行うので機材などの耐用年数で改修、更新工事ができるように設計時点で検討した設計図の作成に心掛けています。電気室、機械室などで盤類、熱源機などの更新工事で搬入、搬出用開口部がない建物が有ります。設計時点及び工事監理時点で対処していれば…。総合検討、調整、修正できる設計工期が必要です。3DCADによる見える化≠ェ必要な時代に入り、設計業務も時代に合わせて進めています。
 
加藤善次郎(かとう・ぜんじろう)@1985年に黒田隆一、平山正博、加藤善次郎の3人で鞄本環境設計設立、2012年代表取締役社長。機械設備設計担当。A横浜美術館。2001年、YSSで受託し熱源設備改修工事設計を行った。丹下健三先生の作品で、当時劣化の著しかった熱源機を地域冷暖房熱源へ変換する設計でした。建物の壮大さもさることながら空間を構成する空調設備の素晴らしさに感銘を受けました。B私は、公共建築を考える時、一方で民間建築を考えています。私自身多くの公共建築、民間建築の設計、監理に携わってきましたが、常に考えることは、コストパフォーマンスです。病院建築であれば、病床当たりの建設費は民間建築の場合はかなり抑え込まなければなりません。逆に共同住宅建築であれば、過剰に税金を投資できない公共建築は、住宅性能よりも低コストを求められます。公共建築に求めることは、それぞれの建築に求められるベストコストパフォーマンスを追求していただきたいと常に思う事と、われわれも常に追及していかなければならないと思うことです。
 
山田東雄(やまだ・はるお)@葛、信設備設計代表取締役会長、日本設備設計事務所連合会 業務・品確委員会、神奈川県建築設計協会副理事長、神奈川県設備設計事務所協会理事、協同組合横浜市設備設計(YSS)理事。A北海道帯広水道局、石垣市立図書館など。空調換気・給排水衛生設備及び恒温恒湿等特殊な建築設備の計画及び・基本実施設計・監理業務を60年間、北は北海道帯広水道局、南は石垣市立図書館など全国を飛び回りました。神奈川県内市町村及び国土交通省、厚生省、防衛省、他各クライアントの指導により50年以上設備設計担当として働きました。近年はコンピューターの時代で若手に技術的な指導(?)を行っております。B1962年設備施工会社に入社し当年に神奈川区総合庁舎新築工事の設備現場担当に配属され、当時の横浜市建築設備担当は、旧市役所地下電気室で設備担当者が業務を行っておりました。その後に5階に「設備係」として正式にスタートし、同時に自分も施工から設計に職を変え、小・中学校建設ラッシュ時には同時に3〜5校の衛生設備設計を行い、その後2011年には小・中学校の教室空調設置基本設計を担当しました。
 
壺屋重男(つぼや・しげお)@葛、信設備設計代表取締役社長。1979年4月共信設備設計入社A横浜市開港記念会館。弊社は37年前、開港記念会館に隣接するビルに移転しましたので毎日会館前を通勤し、外壁を見ながら仕事をしています。会館の中階段ステンドグラスは毎回訪ねるたびに立ち止まって見入ってしまう、素晴らしい場所だと思います。B開港記念会館は数回の設備改修設計と「保全活用改修基本設計」、「保全計画策定業務」にも参加させていただきました。現場調査時など、建設当時の先人たちの苦労や思いを感じながらの業務でした。
 
加藤満智(かとう・みつとも)@泣Jトーエンジニアリング取締役。電気設備設計担当。1997年カトーエンジニアリング入社A新市庁舎。きれいで、窓が多いことから日の光もよく入り、外構には緑も多いところが気に入っています。B万人が安心・安全で使用できるのが公共建築と思っています。
 
増喜信広(ますき・のぶひろ)@潟Aムテック。機械設備設計担当。2008年アムテック入社A大さん橋国際客船ターミナル。空調配管の職人として実際に作りました。施工図を読むのに苦労しました。建物の端は「切断面」で、建物の特徴である連続的変化に無限の連なりと終わりを感じられます。ぜひ端まで!B公共の「公」には「みんなの」という意味があるそうです。建物を建てる動機が経済活動になっている社会の仕組みの中で、特定の人を「集める」空間だけではなく、不特定多数の人が「集まる」空間が増えていると感じます。横浜の公共建築やまちづくりには、歴史や文化を大切にしつつ、新しくデザインされたものがたくさんあります。時代に合わせて受け継がれ人が集まり、やがて「みんなの」ものになっていくのだなと感じます。
 
南幸代(みなみ・さちよ)@潟Cー・ダブリュー。電気設備設計担当。1994年イー・ダブリュー入社A大さん橋国際客船ターミナルのウッドデッキ。波の様な曲線が広がる心地の良い場所です。また夜になると景観に溶け込んだ照明が点灯し、昼とは違う幻想的な雰囲気になります。観光で横浜を訪れる友人たちに、一推しで紹介して来ました。
 
赤瀬周司(あかせ・しゅうじ)@協同組合横浜市設備設計(YSS)事務局。2012年YSS入社A鶴見配水池の配水塔、通称「ねぎ坊主」。近所にあった昭和初期建築、鶴見配水池の配水塔、通称「ねぎ坊主」。起伏激しい住宅地の一番高い尾根に建ち、家路見えるとほっとしていた。街は激変したがコンクリートにツタ絡まる配水塔。ずっと建っていてほしいと思う昨今。B建築当初と用途が変わっても人々に関わり続ける赤レンガ・帝蚕倉庫、そしてホテルに生まれ変わる旧市庁舎などは自然と愛着が生まれている。美術館やみなとみらいの街並み、新市庁舎に今後どんな愛着が生まれていくのか。50年・100年たってもりんと立つ横浜市開港記念会館のような存在であってほしい。
 
今泉佳奈(いまいずみ・かな)@協同組合横浜市設備設計(YSS)事務局。2019年YSS入社。A横浜マリンタワー。幼い頃、マリンタワー内にあった「世界鳥類園バードピア」に家族や友人家族とよく行った思い出があります。山下町から、みなとみらい方面の景色がよく見える場所から、今でも最初に目に入るのが、生まれる前からある横浜マリンタワーです。B公共建築は、設計や工事などで多くの方々が関わり、私たちの日常にあると思っています。これからも安心・安全で、多くの人たちに親しみ続けられる公共建築であってほしいと思います。
 
 

3・歴代建築局長ご挨拶 Directors of Public building division Yokohama City

内藤さま、藤田さま、廣瀬さま
歴代建築局長
 
(@入庁年次 Since A現在の所属 B"推し"の公共建築 My favourite Public buildings、ひとこと message for you)
 
内藤惇之(ないとう・あつし)@1969年4月入庁(企画調整室)、82年6月都市計画局都市デザイン室長、96年4月建築局長、2000年4月横浜市住宅供給公社理事長、03年6月(株)横浜みなとみらい専務AなしB一推しの公共建築は、村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎」です。この旧横浜市庁舎は、1959年開港100周年を記念事業して、中区港町1−1に戦災で焼失していた市庁舎跡地に再建されたものです。竣工当時は、周辺にまだ米軍のカマボコ兵舎が残っていましたが、そこにレンガ調の高層(9階建て)庁舎が出現し、横浜復興のシンボルとなった建物です。横浜には、戦後のモダニズム建築として有名な西区紅葉坂にある前川国男設計の「県立図書館・音楽堂」があります。この建物の10年後に建てられた旧市庁舎もモダニズム建築として、横浜の歴史的建築物になるのではないかと思っています。
 

ご挨拶

公共建築物は、市民ニーズに応えて建てられるもので、建築後も継続的に市民利用され市民生活の向上に資し、ひいては市民文化向上の基盤になり、地域のシンボル的存在となって後世に引き継がれることが望ましいと思います。旧市庁舎は、令和2(2020)年中区本町に移転しましたが、行政棟は再開発後ホテルとして保存活用が図られることになっています。旧市庁舎は、横浜の戦後の復興のシンボルとして、また歴史的文化的資産として永く保全活用が図られることを願っています。
 
 
藤田武(ふじた・たけし)@民間企業を経て1963年4月入庁、90年度建築部長、92〜94年度建築局長、95年度横浜市住宅供給公社理事長、2000年横浜市保全事業協同組合理事長、07年神奈川県建築士会会長A神奈川県建築士会顧問B特に印象に残っているのは、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)。この施設計画の最終案は、日本サッカー協会岡野理事を招いて高秀市長、足立教育長、岡本緑政局長、広谷松田平田設計事務所横浜支社長、それと私・建築局長藤田で協議し、岡野理事の了解を得て決まった。ここにくるまでかなり時間を費やしたのである。これからが問題で、サッカーワールドカップ開催数カ月前までに完成させなければならない。そこで提案されたのが主要構造部にPC関節圧着工法によるプレキャストコンクリート造だ。耐震性に優れ(震度7に対応)、大幅に工期を短縮出来る優れものであった。問題は新工法であるため建設大臣による認定が必要であったこと。そこで建設省と協議し、横浜市に構造を審査する委員会を設置した。委員長は関東学院大学の藤本教授。そこで審査することで合意して建築審査期間を短縮することができ、着工することができた。それとは別に、この建設地は鶴見川の新羽の遊水地の一角で、遊水機能を損なわないという条件があるため、地下を遊水地にしてある。平常時は駐車場だ。この鶴見川流域に連なる池辺、新羽町一帯はピート層を含む泥炭地で、田植えをするのに丸太を敷き其の上に載って行ったと言われる。この地域の工場が地下水を汲み上げ地盤沈下を起こしたため地下水の汲み上げが規制されたという、曰く付きの土地である。工事が始まるとこの泥炭に足をとられ、重機が転倒するハプニングもあったが、地下駐車場を含む構台が出来上がり、いよいよ上部構造部のプレキャストコンクリート(PC)の組み立てである。このPCの製造は、遠く北海道・苫小牧の黒沢建設の工場で行われ、膨大な量で多種多様なコンクリート部品を海上輸送し大黒ふ頭に陸揚げされ、夜間に現場に搬入するという離れ業であった。主体構造のPCの組み立ては、危惧された円形であるにも拘らず順調に進み、当初の目論見どおり工期の短縮が達成されたのである。主要構造部が出来上がった後は、ほぼ工程どおり順当に仕上がり、完成した。
ワールドカップの試合は、誘致など一番苦労された高秀さんは市長選に敗れ、市長としてではなく、来賓として観戦していた。私も現職を離れ、同席させて頂き、「ベッカム!」などと叫んでいたのを懐かしく思い出す。
 
 
廣瀬良一(ひろせ・りょういち)@1952年4月入庁(建設局)、88年5月建築局長、89年5月総務局長、90年6月水道局長、92年6月助役(技術担当)A社会福祉法人みどりの風監事、潟Tクライ特別顧問、殻ingMaker特別顧問B推しの公共建築は、旧横浜市庁舎、横浜市開港記念会館、横浜美術館、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)。思い出の現場は、学校建築物。昭和30年代から40年代に標準設計によるRC造校舎及びS造体育館を大量に建設した。みなとみらい線各駅舎の特色あるデザインと構造物は心に残る。
 

ご挨拶

多くの公共建築物は後世に残る貴重な遺産であるので、それを意識した機能、デザイン、構造に心がけてほしい。日常の心構えとして、「技術者(専門職)である前に勤勉な公務員であれ、公務員である前に人間性豊かな人格を持て!」。常に「反省はせよ、決して後悔はするな!」。この仕事は、「自分がやらなくて誰がやる!」「今やらなくていつやる!」を自問してほしい。
 

もう一言

横浜市の都市計画、都市づくり及び公共建築に大きく貢献した田村明さん(1926-2010)。田村さんと私との関わりは、1969年11月に遡る。その前年68年に田村さんが横浜市企画調整室企画調整部長に着任されてから1年半後のある時、当時田村部長の直属部下であった入江調整課長から呼び出しがあり、「田村部長が至急面談したいので時間を取るように」とのことであった。
早速田村部長に面談したところ、企画調整室への異動意向の打診があり、出来るだけ早くとのことで、年度途中の11月に急遽、建築局指導部宅地指導課宅地係長から企画調整室主査に異動した。
以来1981年に田村さんが横浜市技監を最後に退任されるまでの約12年の間、公私にわたり直接、間接、薫陶を受け、以後の私の人生に大きな影響を受けた偉大な先輩であると同時に恩師の一人であると、今でも確信している。
具体的な業務実績は
 (1)横浜市宅地開発要綱の制定
 (2)同上の改定
 (3)横浜市市街地環境設計制度の制定
 (4)横浜市日照等指導要綱の制定
 (5)山手地区景観風致保全要綱の制定
 (6)学校収容不可能校対策基準の設定
 (7)その他特定地区開発基準の設定
 (8)横浜市都市問題調整協議会、部会、幹事会の運営
 (9)横浜市基本都市計画審議会の運営
  (10) 市街化区域・市街化調整区域の設定
  (11) 用途地域・高度地区その他関連地域地区等の設定
  (12) 「みなとみらい21事業」及び「みなとみらい線」等関連事業の推進
などがある。
田村さんは人呼んで田村天皇=B別名「坊ちゃんマムシ」、略して「ぼつマム」。5人の「マムシ」の一人で、他に「紳士マムシ(大場正典氏)」、「大マムシ(島村力氏)」、「小マムシ(小澤恵一氏)」、「姫マムシ(澤千勢子氏)」らが生息。
特に田村さんはフェミニストであると同時にロマンチストであった。女性職員に寛大で海、山の歌を好む。
また、「参謀は実戦に参加してはいけない」、「常に興味と問題意識を持つ」、「物事の表と裏を読む」などの教えがある。
私は京急釜利谷開発事業に関して、田村さんと意見を違えたことがあった。しかしそれも長い人生のひとコマとして、きっと笑える日が来るはずであると確信していた。その日が来るまで決して忘れることはできないし、忘れてはならないと胸に刻んでいた。
 
 
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1月号 横浜スタジアム、横浜市建築保全公社保全調査課・設備課電気係、創和三幸設計櫻田修三氏、清水建設中村竜平氏・三澤裕樹氏、横浜市元建築部長小松ア隆氏・大槻哲夫氏・小島賢治氏
 
12月号 横浜国際総合競技場(日産スタジアム)、横浜市建築局公共建築部電気設備課、竹中工務店柴田恭幸氏、渡辺組渡邉一郎氏、横浜市元建築局長木下眞男氏・元公共建築部長水上秀己氏・元公共建築部長天野敏光氏
 
11月号 横浜アリーナ、横浜市建築保全公社企画調整課・営繕二課、竹中工務店稲垣秀人氏、横浜市元建築局長立花誠氏・相原正昭氏・地曵良夫氏
 
10月号 横浜能楽堂と横浜美術館、丹下都市建築設計丹下憲孝氏、横浜市建築局公共建築部学校整備課、魚津社寺工務店魚津忠弘氏、横浜市建築設計協同組合(YSK)、横浜市元公共建築部長花井透氏・恵美須望氏・秋山雅英氏
 
9月号 横浜マリンタワー、横浜市建築局公共建築部施設整備課、日建設計小野潤一郎氏・日建設計コンストラクション・マネジメント古川伸也氏、渡辺組篠田隆信氏、横浜市元建築局長鈴木伸哉氏
 
8月号 パシフィコ横浜と横浜港大さん橋国際客船ターミナル、日建設計亀井忠夫氏、横浜市建築保全公社営繕第一課・総務課、竹中工務店笠井香澄氏・石原次男氏、清水建設大橋成基氏・林亨多氏・吉田健一氏、横浜市元建築局長坂和伸賢氏
 
7月号 横浜市開港記念会館と赤レンガ倉庫、横浜市建築局公共建築部保全推進課、金子設計金子修司氏・稲毛恒男氏・竹島比佐子氏、竹中工務店中嶋徹氏、横浜市元建築局長黒田浩氏
 
6月号 横浜市新市庁舎、横浜市建築局営繕企画課、竹中工務店橋健人氏、竹中・西松建設共同企業体竹中工務店清水亨氏・西松建設武政邦彦氏、横浜市前建築局長鈴木和宏氏
 
5月号 横浜市庁舎の変遷、横浜市建築局「未来プロジェクトチーム」、横浜市建築局長鵜澤聡明氏
 
 
 

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